「サウナシュラン1位のTOTOPA、めちゃくちゃ良いって聞くけど、本当のところどうなの?」
「料金も高いし、お洒落すぎて、自分みたいなオジサンが行っても浮かないかな…」
東京のど真ん中、国立競技場のすぐ隣という最高のロケーションに誕生した『TOTOPA』。
鳴り物入りのオープン、輝かしい受賞歴。期待しない方が無理というものです。
しかし、その一方で聞こえてくるのは、強気な料金設定や、
あまりにユニークすぎるコンセプトへの戸惑いの声。
この記事では、そんなTOTOPAに実際に足を運んだ私が、一切の忖度なしで、最高だった点と、
正直「これはダメだ」と感じた点のすべてを、あますところなくレポートします。
この記事を読めば、あなたがTOTOPAに行くべきか否か、その最終結論が出ます!

今回はリニューアル後のTOTOPAに行ってきたぜ!
TOTOPAってどんなサウナ?
TOTOPAは、2023年に新宿の都立明治公園内にオープンした都市型サウナです。運営は「おふろの王様」で有名な東京建物グループ。

私が知らないだけで
かなりの実績があるんですね。
サウナクリエイティブ集団「TTNE」が監修しているんです。

TTNEさんのプロデュースのサウナは
変なのが多い
サウナシュラン2024の1位を受賞!でしょ?
期待感は上がるよな!
アクセス良し!立地最高!
TOTOPAは千駄ヶ谷や外苑前駅から徒歩10分程度。結構歩きます。

千駄ヶ谷を降りると将棋会館があります。
マジでいい雰囲気です。
他にもモスバーガーのオシャレ店があったり、
とにかく歩いているだけでも楽しい。
国立競技場がめちゃ近いです。
この周辺ってこんなにゆったりしたところだったんですね。

このリッチな立地をご覧くださいよ。
こんなのサウナ入る前からととのっちゃうぜ。道ゆく人たちもお金持ちっぽい人が多い気がする。(被害妄想)
営業時間は11:00から23:00まで、お仕事終わりでも楽しめます。

場所のラグジュアリー感がすごい。

振り返るとそこはTOTOPA。
後ろに立つタワーマンションって
どんな人なら住めるんでしょ。。。。
カフェでリラックスするオシャレピープルにけおされつつも、
エレベータでサウナに入りましょう。




サウナに入る前にオシャレすぎて、
おじさんドン引きです。
料金
1時間:1980円
2時間:2980円
3時間:3980円
最近流行のキャッシュレス支払いです。
LINEのお友達登録必須なところも流行のアレって感じです。
(モンスターサウナぐらいですが)

高いっすけど、確かにこのロケーションなら致し方なし。
多分、毎日のサウナになる様に考えられては無い。
趣向を凝らした3種類のサウナ室
TOTOPAの男性フロアには、右脳と左脳をテーマにしたユニークなサウナが3つもあります!

普通に最高なんだが?
はてさて?
左室(左脳を刺激)
スタイリッシュな直線的デザインに寒色系の照明でクールな雰囲気。
目がチカチカするほどの明るさで、全然リラックスできません。
熱をしっかり感じられるオートロウリュ付きですが、
音楽も脳を刺激するサウンドを選んでるみたいで、全然リフレッシュしねぇ!

目がチカチカするぅ!!音楽も全然落ちつかねぇ!
このサウナはダメだッ!
わりと、どんなサウナでも良いところを探すのですが、
このサウナはマジで良いところが全くない。
入って損した、と思うくらい。
右室(右脳を刺激)
丸みを帯びたデザインと暖色系の柔らかな光が特徴。
高湿度で、あっちあちの温度設定。
リラックス重視の空間で、個別のベンチもあるのでプライベート感を楽しめます。
この3つの中で唯一、普通に入れるサウナで、万人が快適に楽しめる設計になっています。

とはいえ、サウナに入った感覚としては
「普通」
悪くは無いっす。
ナ室(なごみ)
明るくてポップな雰囲気のサウナ室。
仲間とおしゃべりしながらリラックスできる点は非常に良いと思います。

俺はぼっちだけど、
みんなで楽しむサウナもあって良いと思う。
机が設置されていて、ドリンクを持ち込んで飲めるようになっていました。
でも、持ち込んでいる人がほとんどいないのも気になりました。
さらに、わざわざノンアルコールビールをサウナで飲む理由が
いまいち理解できない部分もあります。

このサウナは人類にはまだ早過ぎた。
そして人類が追いつくことは無い。
水風呂は最高!
TOTOPAの水風呂は2種類。深さ約160cmの「深水風呂」は全身を一気に冷やせてスッキリ。

深くてでかい水風呂は
本当に素晴らしいと思う。
仰向けでリラックスできる「浅水風呂」もあり、体調に合わせて選べます。
しかも14度くらいの設定で結構低めの設定強い。

さらっと入れる水風呂。
混んでても全然入れる大きさ。
良い!
ととのいスペースが最強クラス
外気浴が楽しめる「外気ラウンジ」、浴室内に休憩できる「浴室ラウンジ
それぞれに工夫が凝らされていて、“ととのう”ための完璧な環境が整っています。

国立競技場まわりの
静かな感じ、風がきもちー!
マジで素晴らしいととのい空間!
これはかるまるのベランダを超えたかもしらんね。
日のひかりも十分に取り入れる感じになっていて、
外気浴が捗ります。さいこう。
椅子の置き方や雰囲気もオシャレ過ぎてもうどうにかなっちゃいそう。

でも「この設備だけじゃない」
他の設備でもいいんだよなぁ。
『TOTOPA』のような最高級の施設へ行くなら、持ち物も完璧に揃えて臨みたいですよね。
サウナーなら絶対に持っておきたい、おすすめのグッズをこちらの記事でまとめています。
ライアンの感想
全体的に「サウナ」をキラキラしたものとしてプロデュースすることに成功していて
なんというかパリピ向けって感じでした。

パリピにサウナの興味が無いという
悲しいミスマッチはあるかもしらん。
なんというか。これを1位にしちゃう感じって、
その文化はもう廃れ始めてませんか?という気もする。

キャンプの次はサウナなのか。
このサウナについて、結論ですっ!

「サウナ東京の下位互換」
サウナーがわざわざ行かなくていいです。お金がもったいない。

東京の「観光地」として行くのはあり。
そのうち海外観光客相手の設備になりそう。
サ飯
ちょっとだけ歩くと、ホープ軒が出現します。

近所にあるホープ軒。
コンクリ打ちっぱなしのオシャレビルに挟まれている。
まさに次元の狭間の様な、空間のねじれを感じる。
むしろ愛すら感じる。

この素晴らしい見た目のラーメン。
トラディショナルな感じがたまりません。

結局、こういうのが落ち着くんだよな、と思ったのでした。

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