タナカカツキ先生のサ道が好きだ。大好きだ。
私がサウナにハマった理由はサ道でサウナの入り方を教えてもらったからである。
まさにサウナに関する教祖。いや、教祖というには軽すぎる。
サウナ界の救世主と言っても過言ではない。
そんな先生がプロデュースするサウナができた!と。

2022年のことです。
もう3年前なのね。。
でも、この「渋谷という若者向けの土地」と「妙なオシャレ感」が邪魔をして
まっっったく行く気にならなかった。「どうせ若者向けなんですよね」という偏見があったんです。

“おっさんだもの”
らいあん
しかぁし!今回、気合を入れて2日通い。渋谷サウナスを完全攻略してきました!
心の準備も完璧、財布の準備も万全。
行ってきました!
アクセス
渋谷のさくら坂にあります。
日本最新の廃墟、渋谷サクラステージのほど近くです。タワレコ渋谷店からも徒歩圏内。若者の街・渋谷の喧騒から不思議と切り離された、都会の空白地帯のような場所にあります。

サクラステージに行く理由がマジで見当たらない。
ただ、サウナスには行く理由が山ほどある。

さくら坂を目印に。

ちなみに福山雅治さんの「桜坂」は違う坂。
櫻坂46の櫻坂もちがう坂。
この坂に来るのは、サウナーだけ。
本当にただの「さくら坂」。

見た目、マジにかっこいいんだよなぁ。
料金
渋谷SAUNAS(サウナス)の料金体系は以下の通りです。
通常料金:
- 平日(2時間30分): 2,800円(税込3,080円)
- 土日祝(2時間30分): 3,500円(税込3,850円)

平日行くなら、意外といいんだけど、
土日はかなり気合が必要な価格。
特別料金:
- 朝割(平日80分): 1,800円(税込1,980円)
- 適用時間: 8:00~11:00の間に入館
- 注意事項: 土日祝・特定日は対象外
- 夜割(平日60分): 1,800円(税込1,980円)
- 適用時間: 23:00~24:00の間に入館
- 注意事項: 土日祝・特定日は対象外

お前ら貧乏人は朝サウナに
命をかけろと言わんばかりであります。
まあ、私は朝サウナ大好きなんで問題なし
ロッカー
狭い。最大のウィークポイント。
「なぜロッカールームだけケチったのか?」
という疑問が湧き出る狭さ。

特に廊下が狭く、服脱いでる人とぶつかりやすい。
しかも場所柄なのか、海外の人の利用者が多いです。
白人のケツに(物理的に)挟まれながら着替えるハメになりました。
これぞまさに「グローバル・エクスペリエンス」。

嫌な国際感。
英語で「すみません」も言えるようになりました。
まじでなんとかしてほしい。
サウナ
むちゃくちゃ種類がある。もはやサウナの博物館。
これ一カ所でサウナのほぼ全てを体験できるんじゃないか?というレベル。

レビュアー泣かせ。
それぞれに特徴があって、飽きさせない。
全部制覇するだけで一日潰れる。
建物の西側(WOODS)と東側(LÄMPI)の2つのエリアに分かれており、
奇数日と偶数日で男女の使用エリアが入れ替わります。

以下にサウナを羅列しますが、
個々のサウナの作り込みがエグい。
WOODS(西側) – 偶数日:男性利用、奇数日:女性利用
3階
TUULI SAUNA(トゥーリ サウナ):アウフグース専用に設計されたサウナ室で、日替わりで異なるアウフグースマスターのパフォーマンスを楽しめます。まるでサウナのライブハウス。

こちらのサウナは
“ステージ感”が非常に強いです。イベント向けみたいな。
熱波まみれでヨガのポーズを取る外国人に遭遇。
TEETÄ SAUNA(テータ サウナ):茶室をイメージしたデザインで、サウナストーブを囲むように座ることができます。ち上る蒸気を眺めながら、禅の境地に達するような静寂を楽しめます。

わりとガチ目に瞑想できる。
個人的には一番好きなサウナ
KELO SAUNA(ケロ サウナ):フィンランドから輸入した希少なケロ材を使用したウィスキング専用のサウナ室です。その香りと肌触りは格別で、ウィスキングの効果が最大限に引き出される設計。木の香りに包まれる贅沢な時間を過ごせます。
SYVÄ(水風呂):深さ145cmの関東最深級の水風呂です。まるでプールのような深さで、完全に体を沈めることができます。

デカくて、冷たくて、深いです。
本気度が高い。
2階
VIHTA SAUNA(ヴィヒタ サウナ):サウナ内をヴィヒタで覆い尽くした森の中に入り込んだような錯覚を起こす独特の雰囲気は圧巻。温度は約80℃と比較的マイルド。
HARMAA SAUNA(ハルマー サウナ):グレートーンの内装で、オートロウリュを備えたサウナ室です。温度は約90℃と高めですが、湿度は低めに保たれているため、意外と長居できるサウナ。
MATALA(水風呂):寝転ぶことができる水風呂です。水温は約17℃と比較的マイルド。

寝転べる水風呂って、意外とないよなぁ。
LÄMPI(東側) – 偶数日:女性利用、奇数日:男性利用
3階
SOUND SAUNA(サウンド サウナ):音楽家とくさしけんご氏とWHITELIGHTが共同開発したサウンドシステムを搭載したサウナ室とのこと。

音とサウナの融合!ってやつ、
だいたいミスってるけど、
ここはマジで最高!トブぜ?
KELO SAUNA(ケロ サウナ):WOODSサイドと同じ感じ。
SYVÄ(水風呂):WOODSサイドと同じ感じ。
2階
MUSTA SAUNA(ムスタ サウナ):照明を抑えた落ち着いた空間で、セルフロウリュを楽しめるサウナ室です。暗めの照明で静かな雰囲気を醸し出しています。
BED SAUNA(ベッド サウナ):ベッドのように寝転ぶことができるオートロウリュ付きのサウナ室です。横になりながらサウナを楽しめるという、まさに「極楽」のような空間。体に均一に熱が伝わり、全身の血行が促進されます。

俺はこの足があっためることができるサウナって革命だと思う。かなり良い。
MATALA(水風呂):WOODSサイドと同じ感じ。

訪問日の奇数・偶数チェックは必須。
「今日はどっちのエリアだっけ?」と
入り口で焦るのは私だけではないはず。
水風呂
先ほども紹介しましたが、サウナスの水風呂は深さ、広さ、水温、全てにこだわり抜いたことが見受けられます。最高峰の設備です。特に「SYVÄ」と名付けられた深水風呂は超深いです。

SYVÄ、深すぎ問題。
水温も絶妙で、冷たすぎず、ぬるすぎず、サウナ後の熱を効率よく冷やしてくれます。
初心者でも挑戦しやすい「MATALA」水風呂は、寝転がれる設計で、リラックスしながら体を冷やすことができます。

外国人の勢いよく飛び込む姿に度肝を抜かれた。
ととのいスペース
ととのいスペースでは、サウナ利用後のリラクゼーションを超重視した設計になっているな、と
建物の設計なんてど素人の私でもハッキリわかる作りとなっています。
外気浴スペースには広葉樹や針葉樹が植えられ、自然の中でリラックスしている様な環境が整えられています。まるで都会の真ん中にフィンランドの森が出現したかのような錯覚に陥ります。

フィンランド感えぐいて。
フィンランドの森を連想させるミストが噴霧され
もうお前がフィンランドだ!と言わんばかりです。
木々の香りと適度な湿度が、「ととのい」状態をさらに高めてくれます。
さらにサウナ後も、ワークスペースや会議室も完備されており作業が捗る事鬼の如し。
サウナ後の頭がスッキリした状態で作業すると、普段の2倍以上の効率で仕事ができる気がします。サウナ後のこの「能力覚醒状態」を無駄にしないための配慮が感じられます。

雰囲気にやられて思わず頼んでしまったサウナスコーラ。
氷が丸い。幸せ。

今まで行きもしないで、
毛嫌いしてゴメン。
サ飯
さて、腹もぺこちゃんだし、ラーメンでも食うかぁ、となった時。
渋谷はラーメン激戦区です。
今回のおすすめは食べやすい家系ラーメンの「侍」さんでしょうか!

がっつりとした豚骨醤油の味わいが、サウナ後の空腹を満たしてくれます。サウナで失った塩分と水分を一気に補給できる最高の一杯です。

たまねぎと家系ラーメンのコンビネーションは黄金。

サウナ後のラーメンは
魂の栄養補給。
まとめ
個人的には非常に好きなサウナ。

意識高い系でしょ?
として遠ざけるのは勿体無い設備。
サウナ愛に溢れすぎた”サウナ愛強すぎ系”と言った方がいいかもしれません。タナカカツキ先生のサウナへの情熱が、隅々まで行き渡った極上の空間です。
湯船が無いのが本当に残念。ここは日本の銭湯文化との融合を目指して欲しかった。
まあ、神田サウナラボしかり、フィンランドガチ勢は湯船を取っ払う事が多いですね。
「サウナと水風呂だけでいい」という潔さが、逆に本格派を感じさせます。
行ってみて損はありません!
サウナ好きなら絶対に足を運ぶべき聖地です!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
Xでサウナについてポストしております。
是非そちらもフォローいただければ嬉しいです。
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