千代田線、赤坂駅を降りてみるとTBSがある。田舎者の私からすると「赤坂マラソン」のイメージがある、あの場所だ。
そこからトボトボ歩くこと3分程度。
そう、3分で着く場所にそれはある。
サウナリゾートオリエンタル赤坂だ。
通所「オリ赤」と言われるこのサウナは、主に中年男性から愛される由緒正しき、歴史あるサウナである。
最近「サウナ東京」や「生姜サウナ金の亀」など特徴的なサウナが赤坂に爆誕しまくっている状況の中、あえて、オリ赤に行く意味はあるのだろうか?
確かめましょう!行ってきました!
立地
東京メトロ銀座線 赤坂見附駅がもよりで徒歩3分程度。
千代田線 赤坂駅からも5分程度。
半蔵門線/丸の内線 永田町駅からも歩ける距離。もう、都心も都心。東京の中心部にあると言っても過言ではございません。
周囲の雰囲気は落ち着いています。
国会議事堂が近いこもあり、雰囲気は落ち着いているというか、治安MAXというか、警察官の多さが尋常ではないというか。
そんな街です。

国の中枢に近い土地柄。
飲み屋なども、ものすごい数があり、
フィットネスクラブやエステサロンなど意識高い系設備も多い。
そんな中、センチュリオンホテルが見えてきます。


この落ち着いた雰囲気。
1時間5000円くらいイカれるんと違うか?
ドキドキしながら、平静を装いつつ、中に入りましょう。
入って右側にエレベーターがあり2階が「オリエンタル赤坂」です。
料金
実はオリ赤、都内サウナ設備の中では安い部類のサウナです。
平日 60分1300円 90分1600円 120分1900円 (※土日+200円)

安い。うれしい。
60分1300円なら、ほとんど銭湯と同じ価格帯です。赤坂なのに。
このへんがすごいよなぁ。しかも24時間営業ですよ。まいったな。素晴らしい。
3時間や4時間コースもありますが、
この60分90分のスピード感での入浴がオリ赤の真骨頂だと思います。
仕事で疲れまくった体をサっとスピーディーに癒して帰る。
この感じがオリ赤がおじさんを収集する理由なのではないでしょうか。
券売機で上記料金を払ったら、
受付のお兄さんに渡していよいよ入室です。
ロッカー室
ロッカー室は入って左手。ロッカー室は広い。
サウナ設備の割には結構ゆったりしています。

サウナ「リゾート」ですもんね。
ラグジュアリー感大事。
ただ、このオリ赤の流儀?なのか、裸で館内をうろうろしている人が多い。
エレベーター降りてすぐ、館内が見えちゃうんですが、恥ずかしくないっすか?
と義憤にかられながら脱衣から館内着に着替える瞬間に理解するッ!

あ、90分コースだと
館内着でリラックスしている暇ねえわ
そう!館内をノー館内着で過ごしていたおじさん達は、
エコだったのです!エコロジーですよ!

俺も、着たり脱いだりめんどくさいし、タオルで前だけ隠しとけばいいでしょ。ウハハハ
こうして、めでたく「オリ赤裸おじさん」が増殖していくわけですな。
どっとはらい。
風呂場
ここはオリ赤の特徴的なところで、
シャワースタイルで洗体いたします。
間仕切りはちゃんとあるので、部活シャワースタイルです。

吉祥寺のモンスターサウナは
仕切りナシの刑務所シャワースタイルでした。まだマシ。
髭剃り、ゴシゴシタオル完備のおじさん寄り添いスタイルです。

歴史があるサウナは
やっぱはずさねぇよな。
こういうの。
湯舟は熱め。43度近い。
お湯は汚い。いろいろ浮いてる感じ。ここも部活感。まあ、気にせず入っちゃうけどね。
クーラーボックス完備。氷でポカリをキンキンに冷やせます。
あと、レモン水もあります。飲み放題。神サービスです。

レモン水飲み放題は
マジで太っ腹。
補充も頻度よく行ってくれます。
サウナ室
狭い。12人くらいで、ぎりぎりのパツパツです。
ここはリゾート感が皆無の狭さ。マルシンスパよりさらに狭い。テレビ付き、90度の湿度高め。5分入るのが難しいバキバキ仕様。

うーん。狭い。
すぐに満員にナッチャウヨ。
ロウリュサービスが非常に高頻度で開催され、
1時間に1回。お昼間でも開催されている。
さらに有名熱波師のイベントロウリュも毎週のように開催している。

”ギャラクシーロウリュ”かぁ。
サンシャイン池崎のファンなのかな?
おじさん同士でひしめき合いながら
ロウリュサービスを受ける。
そこで、あ!と気が付く。

うわ。
この狭さ。ロウリュにばっちりやん!熱波がグイグイくる!最高やん。
そう、サウナ室がデカいことを売りにするサウナ設備もありますが、
狭いサウナ室は、ロウリュでその熱波を贅沢に受けることができる!

歴史があるサウナって、
自分の強みを生かしたサービスがあるんだよなぁ
オリ赤の場合は狭いサウナ室を利用した、
贅沢なロウリュサービスが特徴なんですね。
だから、ロウリュサービスの頻度が多いのかぁ。

こういう特徴は、
壁に書いといて欲しい。
水風呂
水風呂はせまめの16度くらいの水風呂があります。

意外と普通よねぇ
と思っていたら、なぜか入口側に7度のシングル水風呂が。
そして乳白色である。ミストウォーターシングル水風呂ですよ!

いや、ちょっと属性モリモリで
理解が追い付かない。
入ってみると「本当に7度かな?」と思うくらい優しい肌触り。
シングル初心者でも全然イケる。これはイイ水風呂ですぞぉ!

いいじゃない(笑顔)
ととのいスペース
オリ赤の「ととのい」スペースは、
お風呂場においてある椅子でととのうスタイル。
ととのい椅子の数はそんなに多くなく、取り合いになりがち。

しょうがないから、
離れた椅子に座るかぁ。
と、人気のない椅子に座った瞬間に風が!

あ!扇風機おいてある。
やべえな。これ疑似外気浴だ。
執拗なまでのととのいへの思いやり。
ここのオーナー。マジでデキるな。
どんなけサウナ好きやねん。
施設内のその他の設備
リラクゼーションエリアには、快適なリクライニングシートが完備されており、ゆったりとした時間を過ごせます。

館内着でゆっくりできます。
ただ、このサウナって料金体系から言っても
スピード感重視なので、休憩所も空いてます。

汗が引くまでちょっとだけゆっくりする感じでしょうか。
1時間とかいるなら他のマンガ喫茶とか行ったらいい様な。
ただ、赤坂のど真ん中でゆっくり寝転べる満足感はなかなかオツですよ。
サ飯
赤坂周辺は非常に飯屋が多く、本当に何でもあります。

サウナ東京の地下に
”サ飯東京”がオープン。
ランチはサウナ利用者以外も入れるとのこと。
近くのサウナ東京が、レストランもオープンしたって。赤坂は本当にサウナ激戦区。そして飲食店も激戦区であることが良くわかりますよね。
周囲はラーメン、中華、バーに居酒屋。本当に何でもアリです。
しかも、銀座線と千代田線が近いので、上野や新橋。もしくは表参道、原宿方面に行ったりするなど、移動するにしても手間が少ない場所です。六本木に行くならタクシーだ!っていや、家に帰れんぞ。

本当に都内の中心地って感じです。
どこにでも短時間で行けちゃう。
まとめ
「赤坂」という街の名前にビビッてしまう人って多いと思います。
でも行ってみるとしっかりおじさんの街でした。
どんどんと新しいサウナ設備ができる赤坂にあって、どっしりとした良さをアピールしているオリ赤。
マジでおすすめできる素晴らしいサウナだと思います。

サウナって本当に”新しい”ことが
単純なメリットになりにくいんですね。勉強になりました。

最後まで読んでくれてありがとうございました!
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