「南青山に、本格サウナがたった1130円で楽しめる、奇跡のような銭湯がある」
そう聞いたら、あなたはどう思いますか?
「お洒落な街だから、きっと気取った雰囲気なんじゃ…」
「その値段じゃ、大したことないんでしょ?」
私も、初めて訪れるまではそう思っていました。しかし、清水湯の扉を開けた瞬間、その考えは良い意味で完全に裏切られます。
そこは、入浴だけなら520円という古き良き銭湯の温かみと、洗練された都会の清潔感が完璧に融合した、まさに「都会のオアシス」。
ご安心ください。この記事では、そんな清水湯の料金体系(サウナは1130円、タオル付きは1330円)、混雑しやすい時間帯、必要な持ち物、そして表参道駅からのアクセス方法まで、あなたの疑問や不安をすべて解消します。
この記事を読み終える頃には、あなたはきっと、仕事帰りにふらっと清水湯へ立ち寄りたくて、たまらなくなっているはずです。
結論:清水湯はこんな人におすすめ!
まず結論から。清水湯は、特にこんな方に”刺さる”銭湯サウナです。
- 「お洒落な街で、気軽に本格サウナを楽しみたい」
- 「コスパは最重要。でも施設の質や清潔感は妥協したくない」
- 「美容や健康に良い軟水や高濃度炭酸泉に興味がある」
- 「仕事帰りにサクッと立ち寄れる”ご褒美”が欲しい」
一言でいえば、「圧倒的なコスパで、最高品質の日常サウナを体験したい人」にとって、清水湯は最高の選択肢となるでしょう。逆に、広々とした休憩スペースで長時間過ごしたい方や、混雑を何よりも避けたい方は、後述する「混雑回避の時間帯」を狙うのが賢明です。
清水湯の基本情報まとめ
訪問前に、まずは基本情報をチェックしておきましょう。
項目 | 詳細 |
住所 | 〒107-0062 東京都港区南青山3-12-3 |
アクセス | 東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線)表参道駅 A4出口より徒歩2分 |
営業時間 | ・平日・土曜: 12:00~24:00 (最終入場 23:30) ・日曜: 12:00~23:00 (最終入場 22:30) |
定休日 | 金曜日 |
料金 | ・入浴のみ: 520円 ・サウナコース: 1,130円 |
支払い方法 | 現金、PayPay(サウナコースのみ) |
公式サイト | http://shimizuyu.jp/ |
特記事項 | 備え付けシャンプー・ソープなし、ドライヤー有料(3分20円) |
清水湯を120%楽しむための徹底ガイド
ここからは、あなたの清水湯体験を最高のものにするための、具体的な攻略法を徹底解説します。
料金システム:結局いくらかかる?「手ぶら」は可能?

清水湯の料金は非常にシンプルですが、いくつかポイントがあります。
- 基本料金
- 銭湯コース(入浴のみ):520円
- サウナコース(入浴+サウナ):1,130円
- お得なセット料金
- サウナコース(レンタルタオル付き):1,330円
- レンタル・購入品(追加用)
- 手ぶらセット:320円(バスタオル・フェイスタオル・シャンプー・ボディソープ)
- レンタルタオル:310円(バスタオル・フェイスタオル)
- 各種アメニティ:シャンプー、リンス、ボディソープ等が各40円〜50円のパウチで販売。
結論として、手ぶらでサウナまで楽しみたいなら1,330円あれば安心です。
- シャンプー・ボディソープの備え付けは一切ありません。 持参しない場合は必ず購入しましょう。
- ドライヤーは3分20円です。 10円玉を用意しておくとスムーズです。
サウナ・お風呂:ここが凄い!清水湯のクオリティ
520円の銭湯と侮ってはいけません。その設備は高級スパに匹敵するレベルです。
サウナ:男女で異なるこだわり仕様
- 男性サウナ(コンフォートサウナ / 約90℃)
遠赤外線式で息苦しさが少ないドライタイプ。しっかりとした熱さを感じられ、サウナ好きも満足できる本格仕様です。定員は約8名とコンパクト。 - 女性サウナ(ロッキーサウナ / 約80℃)
定期的なオートロウリュで湿度が保たれるフィンランド式。肌や髪に優しく、初心者でも心地よく汗をかけます。多くの女性に支持される理由がここにあります。
水風呂:とろける軟水の奇跡(約15℃)
清水湯の真骨頂とも言えるのが、全館で使われている「軟水」の水風呂。肌触りが驚くほどまろやかで、冷たいのにいつまでも入っていたくなるような不思議な心地よさ。「まるで高級化粧水に浸かっているよう」と絶賛されるのも納得です。
お風呂:もはやスーパー銭湯レベルの浴槽
- 高濃度炭酸泉:シュワシュワの炭酸ガスが血行を促進。ぬるめのお湯でも体の芯からポカポカになります。
- シルク風呂:マイクロバブルで白濁したお湯は、肌をすべすべにしてくれる美肌の湯。週末には美容効果の高い「エプソムソルトの湯」に変わることも。
- 大怪獣ジェット:多くの口コミで「怪獣」と称されるほどパワフルなジェットバス。凝り固まった体を豪快にほぐしてくれます。
混雑状況:いつ行くのがベスト?
その人気ゆえ、混雑は避けられない課題です。しかし、時間帯を選べば快適に過ごせます。
- 比較的空いている時間帯(狙い目)
- 平日:12:00〜16:00(特に開店直後)
- 混雑する時間帯(覚悟が必要)
- 平日:18:00〜21:00(仕事帰りのピーク)
- 土日祝:16:00以降(サウナは待ち時間が発生することも)
平日の昼間に休みが取れた日や、土日の早い時間に「朝風呂」ならぬ「昼風呂」を楽しむのが、清水湯を最大限満喫するコツと言えるでしょう。
【体験レポート】南青山の”特異点”に、身も心も溶かされた日
「南青山。表参道駅からすぐそばにある、”オシャレ”が煮凝りになって凝り固まったような土地」
そんな偏見を抱きながら、表参道駅のA4出口を降りました。

ポルシェのショールームの角を曲がると、それはあまりにも突然に現れます。
「え?こんな都心になんで銭湯があんの?」
高級マンションのようなモダンな佇まい。
ここが100年以上の歴史を持つ銭湯だとは、にわかには信じられません。
券売機でサウナコースを選び、脱衣所へ。清潔感は完璧。モ
ダンで綺麗、という口コミに偽り無し。
浴室の扉を開けると、まずシャワーの軟水ぶりに驚かされます。肌あたりが柔らかい…!そして奥には、銭湯とは思えない設備たちが鎮座していました。

おいおいシルク風呂じゃねえか。
お肌スベスベだぜ。
たまんねぇな(笑顔)
高濃度炭酸泉でじっくり体を温めた後、いよいよサウナ室へ。
狭い。すごくいい。
広いサウナも良いですが、僕は熱がダイレクトに届くこの狭さが好きです。
2段の座席は、前の客に足が当たりそうになるほど奥行きがない。

この狭さを”風情”と捉える様になったら
もう立派な変態ですヨ。(自分のこと)
じっくり蒸され、流れ落ちる汗。そしてお待ちかねの水風呂へ。
キンと冷たいのに、肌を刺すような痛みがない。これが軟水の力か…!
一生懸命に循環しているのを感じながら、
ゆっくりと体をクールダウンさせます。
さて、ととのいタイム。
浴室内に置かれた3脚のととのい椅子は…案の定、満席!
しかし、ここでサウナーとしての気概が試されるのです。
洗い場の椅子に腰掛け、目を閉じました。
いわゆる「銭湯サウナストロングスタイル」です。

悪くないぜ。
銭湯サウナの醍醐味だよな。
湯上がりは、ほのぼのとした休憩スペースでチルアウト。
お洒落な若者、仕事帰りのサラリーマン、地元の常連さんらしきご老人。多様な人々が同じ空間でリラックスしている。

このほのぼの感。地元密着だぜ。
こんな都心のど真ん中で、これほどまでに地域に愛されている場所があるなんて。
行きやすさ、料金、設備のクオリティ、そしてこの温かい空気感。マジで隙がない。

いやこれ、通うでしょ。普通に。すげえなおい。
南青山の「都会の特異点」の虜でございました。
表参道駅からのアクセス【徒歩2分で迷わない】
清水湯へのアクセスは非常に簡単です。
- 東京メトロ表参道駅の「A4出口」から地上に出ます。
- 出口を出てすぐ目の前にある青山通りを右(外苑前方面)へ進みます。
- 蕎麦屋「みよた」と高級車ディーラー「ポルシェセンター青山」の間の路地を右に曲がれば、すぐ左手に清水湯が見えます。
出口から本当に2〜3分で到着するので、「駅から降りたらすぐ銭湯」という感覚です。
まとめ:清水湯は、日常を最高にする「魔法の銭湯」だった
南青山・清水湯は、ただの銭湯ではありませんでした。
- 表参道から徒歩2分という「奇跡の立地」
- サウナ付きで1,130円という「驚異のコスパ」
- 軟水・炭酸泉など「高級スパ並みの設備」
これらが融合した、まさに「都会のオアシス」であり「銭湯の最高峰」です。
この記事を読んで、少しでも「行ってみたいかも」と感じていただけたなら、
ぜひ一度、その扉を開けてみてください。
きっと、あなたの日常が少しだけ豊かになる、素晴らしい体験が待っています。
さあ、次の休日は、タオル一枚持って南青山へ出かけてみませんか?
(↓サウナに行くなら持っておきたい!おすすめサウナグッズはこちらの記事でまとめています)

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