冬サウナである。
寒い。 とにかく寒い。
冬のサウナは、サウナ室の中よりも、その前後がいちばん難しい。
駅から施設へ向かう北風。水風呂から出た後の、急速に奪われる体温。
そして、帰路についた瞬間にやってくる底冷え。
ただ、勘違いしないでほしい。 「冬のサウナこそ至高」なのは間違いない。 キリッと冷えた外気浴は、夏には味わえない別次元の「ととのい」へ誘ってくれる。
だが、何も考えずに行くと、風邪をひく。

おじさんだからね
ただ体を冷やして終わるだけの「自傷行為」になりかねない。
この記事では、冬場の移動・外気浴を前提にした、
都市型サウナーのための「戦略」と「装備(グッズ)」について、
私の実体験を踏まえて整理する。
これは防寒の話ではない。
生存戦略だ。
それでは、冬のサウナに突撃ッッ!
冬サウナを攻略するための「前提」
装備の話の前に、まずは戦い方を変える必要がある。
「湯通し」はマナーではなく、必須工程
夏の感覚で、シャワーを浴びてすぐサウナ室へ飛び込むのは自殺行為だ。
冷え切った体でサウナに入っても、深部が温まる前に表面だけが熱くなり、すぐに出たくなる。
これでは芯が冷えたままだ。
- 40〜41度のお湯に数分浸かる(下茹で)。
- 身体を「受け入れ態勢」にしてからサウナへ向かう。
これだけで発汗のスピードも、心臓への負担も段違いだ。
大人のサウナは、心臓をいたわってこそ!

いきなりトップギアに入れたらあかんで!(オカン)
冬こそ「塩分」が抜けている
「冬はあまり汗をかかない」というのは錯覚だ。

そらそうよ。
サウナ3セットで失われる水分と塩分は想像以上だ。
一説には「味噌汁1〜2杯分の塩分」が失われるとも言われている。
水だけをガブ飲みすると、体液が薄まり「自発的脱水」に近い状態になるリスクがある。
ポカリ、オロポ、あるいは塩タブレット。
形は何でもいい。冬だからこそ、ミネラル補給を怠るな。

ちゃんとお塩を舐めるんえ!(オカン)
外気浴は「勇気ある撤退」が正義
冬の外気浴でやりがちなミス。それは「気持ちいいところを超えて粘る」ことだ。
寒さに耐えれば耐えるほど、深くととのうわけじゃない。ただ冷えるだけだ。
- 足先が冷たくなる前に戻る。
- 心拍数が落ち着いたら(目安130→平常時近くまで戻ったら)即撤収。

外気浴スペースに長居は無用。ヒットアンドアウェイだ!
冬サウナを支える「装備(グッズ)」たち
ここからは道具の話をする。
もちろん全部を揃える必要はない。
自分のスタイルに合わせて選択してほしい。
① サウナポンチョ|施設にあれば「着る」一択
自分で持ち歩くには嵩張りすぎるが、施設で貸出があるなら、迷わず着るべきだ。

ルーフトップサウナとかにもあるよね
濡れた肌に風が直撃すると、気化熱で体温が一気に奪われる。
しかしッ!ポンチョという「布一枚」があるだけで、
そこは極上のリラックススペースに変わる。
率先して着よう! 恥ずかしがってる場合じゃない。
サウナキャンプとかするなら、買ってもいいかも!
② サウナハット|のぼせ防止+保温の盾
冬でもサウナ室は熱い(当たり前だ)。
冬場は「体を温めたい」という欲求から、ついサウナ室に長く居座りがちになる。 だからこそ、頭部を守るハットが必要だ。
さらに重要なのが、休憩中の保温効果。
ウール素材などのハットを被ったまま外気浴をすると、
頭からの放熱を防げる。

サウナハットを被りながらととのう、おしゃれやん?
一つで二役。これぞ機能美。
高いんだけど結局SAUNA NOVAが最強かもしれない
③ MOKUタオル|体を包む結界
いつものMOKUタオル(フェイスタオルサイズ)がいい。
家路につく際、残った熱気で汗が出る事がある。
サッと拭き取る。冷気から身を守れる。
薄くて、軽くて、すぐ乾く。
結局、MOKUが最強なのかもしれない。
④ 防水サウナバッグ|地味だが「濡らさない」は正義
冬は着替えの荷物が増えがちだ。
濡れたタオルと一緒にカバンに放り込んで、
帰りの着替えが湿っていた時の絶望感と言ったら……。
防水のバッグ、あるいはジップロックでもいい。
「乾いたもの」と「濡れたもの」を完全に分ける。
これが冬の平和を守る鉄則だ。

夏より被害が甚大なことが多いからね。
⑤ 「もちはだ」の靴下|帰路の冷えを許すな
サウナで完璧にととのっても、帰りの電車待ちで足元から冷えたら全てが台無しだ。
私が激推しするのは、「もちはだ」シリーズの靴下。

多分、最強。
あるいは、登山用のメリノウール靴下でもいい。
風呂上がりの清潔な足に、極暖の靴下を履く。
この幸福感だけで、明日も頑張れる気がする。
⑥ フェイスケア|乾燥という敵を撃て
冬のサウナ後の肌は、砂漠以上に乾いている。
顔、体、そして唇。 高級品じゃなくていい。
無印良品の「オールインワンジェル」で十分だ。
脱衣所で30秒、顔に塗りたくる。首にも塗れい!
おっさんの肌にも、潤いは必要だ。枯れている場合じゃない。
まとめ|冬のサウナは「準備」で決まる
冬のサウナの良し悪しは、サウナ室の温度じゃない。
「いかに冷やさないか」という、前後のケアで決まる。
少しの知識と、少しの装備。
それだけで、冬のサウナは「苦行」から「極上の体験」へと変わる。
寒いからこそ、知恵を絞って楽しもう!
さすがのサウナ。
冬でも、いい汗を。
